子育てのQ&A|園長のひとことから
子どもの絵や作品、どう受け止めたらいいですか?
上手に描けたかだけで見ず、その子が生み出した一つの作品として受け止めてみてください。持ち帰った絵を飾り、目にするたびにいいなと思ったところを伝えることが、「あなたの作品を大切にしているよ」という気持ちを届けます。
思いがけない色や形も、その子の表現
子どもの絵や作品に、失敗はありません。絵の具が垂れてできた跡さえ、絵の印象を変える一部になります。予定していなかった色や形にも、表現の面白さがあるのです。同じ題材でみんなが描く絵にも、自由に描く絵にも、一つひとつに個性があります。
飾ることも、認める気持ちの伝え方
持ち帰った作品を飾ることは、作品を認める気持ちを行動で伝えることになります。日々その絵を眺め、「この色、すてきだね」「ここが面白いね」と、心に留まったところを言葉にしてみてください。
自分の表現が大切にされる経験は、「また作りたい」という意欲や、自分を大切に思う気持ちにつながると、私たちは考えています。完成した時だけでなく、その後も繰り返し目を向けられるのが、飾ることのよさです。
一緒に見る時間を楽しむ
作品展で見る時間も、ご家庭で眺める時間も、その子らしい感性に触れる機会です。「正しく描けたか」を確かめるより、一つの作品として味わい、お子さんと楽しんでみてください。
園だより2022年10月号(2022年9月30日発行)「園長の一言 絵画展(美意識)」をもとに、質問への回答として再構成しました。
梅乃園幼稚園|公開:2026年10月26日
