子育てのQ&A|園長のひとことから
子どもの言葉を育むために、毎日の会話でできることは?
子どもの言葉やしぐさを受け止め、少し具体的な言葉にして返してみましょう。特別な勉強の時間をつくらなくても、毎日のやり取りや、身近なものとの出会いが、言葉に触れる機会になります。
伝えたいことを、言葉にして返す
指をさしたり、短い言葉で何かを伝えたりしたときに、「あっちへ行きたいの」「これが欲しいのかな」と応えます。子どもの表情や反応を見ながら、伝えたいことを一緒に確かめるやり取りです。
「わんわん、触りたい」と言ったら、「犬をなでたいのね」と返す。子どもが使った言葉を受け取りながら、同じ場面を表す別の言葉にも自然に触れられます。
体験と言葉を、一緒にする
買い物で野菜を見たり、公園で草花を見つけたりしたら、名前を伝え、一緒に話してみてください。見た形、触れた感触、感じたにおいなど、実際の体験に言葉を添えることを大切にしています。
名前を覚えさせるために次々と質問するより、大人も一緒に見て、感じて、言葉を交わす時間を楽しめたらと思います。
一度で覚えることより、会話を重ねること
一度聞いただけですべての言葉を覚えるわけではありません。同じものに出会い、何度も話す中で、言葉の意味や使い方に親しんでいきます。お子さんの伝えたい気持ちを出発点に、少しずつ表現が広がるやり取りを楽しんでいきましょう。
園長資料「賢くなる子の育て方」をもとに、日常の言葉のやり取りに焦点を当て、質問への回答として再構成しました。
梅乃園幼稚園|公開:2026年10月26日
